▷ロゴマークに込めた想い
ロゴマークの説明の前にちょこっと
私が革製品を作り始めたきっかけなどを
お話ししたいと思います
私は沖縄で革財布や鞄、革小物などを作る
レザーショップ「anshare」に勤めています
きっかけは「ここで働いてみないか」
というお誘いの一言
当時の私は革製品に対する情熱もそんなにないのに
「こんなレアな仕事はなかなかできないだろうなぁ…」
という安易な考えで首を縦に振りました
しかし実際に初めてみると色々な気づきを得る毎日
ゼロからものを作り上げるという楽しさ
作ったものが選ばれるという喜び
そして選んでくれた人が笑顔になる嬉しさ
気がつけばものづくりの魅力にのめり込んでいました
色々な革製品を作り続ける日々のなか、
趣味である「自転車」と仕事である「革」
この二つを組み合わせたら
どんなものが出来上がるのだろうと思い
いてもたってもいられずにすぐに作り始めました
そうして出来上がったものが
フロントバッグやU字ロックホルダーなどなど
というわけです。
ちょこっとと言いながら長々とお話ししてしまいましたが
ここでやっと本題に戻らせていただきます。
はい。「ロゴマークに込めた想い」ですね。
私はデザインする時、作っている時、
「自転車生活に心踊るものを。」
という思いで製作しております。
心躍るものというのが
少年時代の「マント」に似ているなと
ふと思う日がありました。
大人たちの心を躍らせるものを作りたいという気持ちが
少年時代のマントに形を変え
ロゴマークのデザインとなっています。
少年が自転車に乗りながら
マントをなびかせている姿を描いています。
前に前にという気持ちから
立ち漕ぎになっているのもポイント。
筆記体の文字は「 c l o a k 」と書いています。
「クローク? マントじゃないの?」と思いますよね 笑
クロークとはマントと同じようなもので
違いでいうと「マントより少し長い」というくらいです
クロークを選んだ理由はシンプルです
「クロークの方が言葉の響きが好き」ただそれだけです 笑
このロゴマークは一つの線で構成される
ワンラインアートという手法で描かれています。
裁断、縫製、仕上げ等を一貫して
一つの工房で全ての作業を行なっていることから
一つの線で描くワンラインアートになりました
まとめると
「少年とマント」のデザインは
心躍るものをつくるという想いの形
「ワンラインアート」のデザインは
全てを一つの工房で行うということ
「クローク」という言葉を選んだのは
マントよりも響きが好きだということ 笑
最後までご覧いただきありがとうございます
これからも心を込めて製作してまいりますので
応援よろしくお願いします。